前回からの続きです。
バンコク国立競技場近くの安宿街につきましたわたくし高橋。
とりあえず腹が減ってたんでその通りにあった屋台でタイラーメンを食べます。
ラーメン屋台でいつも思うのは
なんか具材だか麺の種類だかを自分で指差して選ぶんですが、いざ出来上がったラーメンは毎回、自分の思い描いた通りのラーメンとは必ずちょっとずつ違うような気がしないでもない。ということで。
出来上がったラーメンを見ては「あ、今回こんな感じなんだ」っていつもなります。
プラスなんかナンプラーだか砂糖だか唐辛子とかのあなた好みに味付けしていいやつのさじ加減がいつまでたっても何が正解か解らないでしょ。
で結局行き着いた答えが
「麺の種類がどうだとか具材がどうだとかよく知らんが何が出て来ても何入れても美味い!ってことは、自分好みとか洒落臭いわ!」ってなるんだなって結論に落ち着きました。
だもので、車の排気ガス全開の通りでラーメンをかきこみ、明らかに純度100%のタイランド水道水をこれまた純度100%のタイのおばちゃんが手で洗ったプラスチックコップで胃袋に流し込む。「いよいよ来たなータイに!」ってなる瞬間ですね。
一方宿はと言えば
以前にも何回か宿泊した宿に決めたわけですが、懐かしいヤモリさんが部屋の天井に張り付いてのお出迎えをしてくれてましてありがたい限りです
(もう自分も40過ぎてるしいい加減いいよお出迎えは。できたらって言うかお願いだからよそに行って!とはさすがに贅沢でしょうか?)
相変わらず屋外が暑い分クーラーだけは絶好調の国。
気を抜くと暑い寒いの飴とムチ作戦に身体あっさりやられますからね。
つっても、「一枚羽織る物用意」なんてOLさんみたいなことは
「なんかかさばるからなあ」というあいまいな理由で自宅の時点で却下してるこちらとしましては、暑っ!寒っ!の無駄なせめぎ合いを余儀無くされます。
というか、
もともとタイランド側からすれば
「一枚羽織る物無しとは、貴様ヤル気か?」という話でしょう。
でもね、いらないんですよ。
だって、「なんやかんやなんとかなるだろうし」
という生粋の面倒くさがり思考がゆえ
何回も腹を壊してさんざん現地で風邪も引いてきたのに全く学ぶ気もなくましてや
思うほどには若くはない僕は早々に街に繰り出すでした。
次回
「バスの路線図持ってくの忘れたから勘でバスに乗ったら、見事に見たこと無い場所に着いて近くの超高級ホテルのフロントで場所聞いたら
お客様短パンでのご入場はお断りしております。と丁重に追い払われた件(でも場所は丁寧に教えてくれたよ)」
をお贈りします。
いいペースだ。
ではまた。
高橋一八