第3回演劇公演

『実家から送られてきたいい明太子』

第3回演劇公演『実家から送られてきたいい明太子』フライヤー表

第3回演劇公演『実家から送られてきたいい明太子』
2021年6月5日(土)~6日(日) 下北沢シアター711
6月5日(土) 15:00 18:30
6月6日(日)13:30 17:00

作・演出
高橋一八

出演
松下世界館
森本浩之
原田達也
古川はる
子安由
近藤裕人
高橋左右両打席

チケット
全席自由
前売 2300円
当日 2500円
ペア割 4200円
3名様割 5700円

主宰高橋一八から第三回公演に向けてのメッセージ

今回は1月に延期になった公演の仕切り直しですので、否が応でも「気合いの入ったもの」になる予定なんですが、だからといって「は?じゃあ何だ、きさま今までは気合い入れて公演してねえってことか?だとしたら殺すよ」とか物騒なことはなるべく言い出さないでいただきたいのであります。そもそも気合いなんてわかりやすく目に見えないものだと思います。正しく言うなら、「あこの人きっと気合い入ってるんだろうな」と視覚的に見て推測することは可能です。アニマル浜口というタレントがいます。彼のことを「気合い入っていない人」と認識してる人はおそらくいないのではないでしょうか。なぜなら彼は、言葉、アクション、表情、家族をフルに使い、目測では認識しづらく判定基準も人それぞれの「気合いが入っている状態」を人類で初めて視覚的なレベルまで引き上げることに成功した人だからです。このように、アニマル浜口ぐらい露骨にしないとわかりづらい気合いが入っているな認定なわけですから、僕の気合い入ってる状態もわかりづらいのは当たり前の話しですよね。
というわけで、人が自己申告で表現する「気合いの入った状態」、おもしろいよりなにより気合い入ってたか入ってなかったか、それだけを観にいらしてください。ウソです。是非内容を観てください。よろしくお願いいたします。

第3回演劇公演冒頭↓

○○(役者の名前)、ぬるっと上手から入場。

○○ 「本日はご来場誠にありがとうございます。○○です。もうしばらくしますと開演となりますが、その前に2、3注意点がございます。まずひとつ目がですね、携帯電話や音の出る機器は電源からお切りください。・・・以上です。あ、上演時間は約75分を予定しております。途中、換気のため5分間の休憩がございますが、だいたい、中盤あたりですかね、話の流れをガン無視して唐突にセリフで休憩のお知らせする予定です。とはいえ、そんな流れガン無視してまで設けた休憩時間、どうかみなさま、死ぬ気でお休みくださいますようお願いいたします。はい。 えー(腕時計を見る)少し時間が余ったようですので、エアーで、けん玉をやってみたいと思います(真剣にエアーでやってみせる)あー(失敗した様子)はい。
『(唐突に)母さんそんなこと言ったって仕方ないじゃないか!』
えなりかずきのものまねも飛び出しましたのでそろそろはじめたいと思います。それでは、劇団武蔵野ハンバーグ第三回演劇公演『実家から送られてきたいい明太子』、開演いたします」

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